休日の散歩
2016-07-19
蝙蝠オルガンの唄
2016-07-19
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忘れないでボクのこと
突然引っ越してしまったけど
キミだけは忘れないで
居なくなったボクのこと
星降る団地の屋上で
二人で手を繋いで
UFO呼んだよね
ベントラの言葉は(※1)
今もボクの魔法の言葉

憶えてたんだボクのこと
急に転校しちゃったけど
キミが憶えていてくれた
ことがとてもうれしい
小川流れる窪地の
小さな秘密基地で
二人で本を読んだよね
ぼくらのそばにも
小人たち(※2)が居るのかな

忘れてもいいんだよ
急にいなくなったボクを
ボクはずっとずっとキミが
くるのを待っているから
いつかいつかきっとまた
ふたりで手をつないで
夕焼けを見たいね
ブリキの月の国で
今はキミを待っていよう(※3)


 

※1 ジョージ・ヴァン・タッセル(George Van Tassel)が言う所の宇宙船(ventra)のこと。「ベントラベントラ スペースピープル ベントラベントラ スペースピープル」と唱えるとUFOを呼ぶことができるといわれていた。
当時(小学校5年生くらいか)、俺は好きな女の子と手を繋いだり一緒に歩いたりしたいという想いからこれを利用した。
当時は父親の会社の団地に住んでいたのだが、そこの屋上に夜8時に集まろう!というようなUFOを呼ぶ会を開いた。
無事、妙子ちゃんと手をつなぐことはできたのだけれど、子供達だけじゃ危ないからと、送っていく時にうちの母親がついてきてしまったのは誤算であった…。

※2 佐藤さとるさんの『だれも知らない小さな国』から。コロボックルと「ぼく」の子供の頃から大人になってからまでの交流の物語。
ファンタジーを絡めたラブストーリーだと思っている。
佐藤さとるさんの物語では『てのひら島はどこにある』なんかもとても素敵なラブストーリー。是非読んでみて欲しい。
もちろん他の小編も素晴らしいので是非!

※3 マガジンハウスが出した稲垣足穂『星の都』の解説で、荒俣宏さんが「ぼくたちはみんなタルホの世界からやってきたのだ」というような事を書いていた(気がする(;^_^A アセアセ・・・)。きっと帰っていく場所も機械仕掛のブリキの月が昇る世界なんだろう。
『星の都』にはチョコレットの別バージョン「ポンピィとロビングッドフェロー」なんかも載っていて興味深いので手に入れてみて欲しい。絶版だけれど、古本を検索すると結構見つかります。

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